−平尾台の草花(春の花)−
キランソウ(金瘡小草) |
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人家の畑や道端に普通に見られるキランソウであるが、 ここ平尾台では普通では見られないところで見ることができる。 カルスト台地特有の石灰岩の割れ目の間から、たくましくその体を 広げていた。 地面にフタをするようにへばりつくことから、別名「地獄の釜のフタ」とも言われるが、 まさしく、地下深く続く石灰岩の岩の割れ目にフタをするように生えていた。 灰白色の石灰岩と緑の葉と濃紫色の唇形の花がなんとも平尾台らしさを感じさせて くれる。 シソ科キランソウ属、花期は3〜5月 分布:本州〜九州 観察地:平尾台 撮影月日:2002年4月13日 |